「スピリチュアルカウンセリング」と「霊能者」の違い

カウンセリング申込み

こんにちは。スピリチュアルカウンセラーの小林由起子です。
スピリチュアルカウンセラーとして、日々カウンセリングのご依頼を頂いております。
そんな中で、ご相談者様からこのような質問を受けることがあります。

「霊能力があるんですか?」
「霊能者なんですよね?」

このご質問に対する回答は、少し長くなりますが、今後のお役に立てると思いますのでぜひ最後まで読んでいってくださいね。

霊能者を名乗らないわけ

私は自分自身を「スピリチュアルカウンセラー」としています。

「霊能者じゃないんですか?」と聞かれますが、霊能力がある人を霊能者というなら、私も霊能者でが、ただ、私の中では「霊能者」と「スピリチュアルカウンセラー」の意味合いは少々異なります。

私自身は「カウンセラー、カウンセリング」の部分をとても重視しています。要は「霊能力を用いてカウンセラーとしてのカウンセリングを行う」です。霊能力があるだけでは、困っている人の真の助けにはなれないと思っているからです。

皆様は、「霊能者」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

「お告げをする」
「先祖の供養とか因縁について教えてくれる」
「霊に憑かれているか教えてくれる」
「除霊をする人」

おおよそ、そんな暗くて怖いイメージではないでしょうか?
テレビなどを通じて、霊は怖いもの、危険なもの、とアピールする霊能者の方が多いので、多くの人はあまり良いイメージがないと思います。これはとても残念なことです。

そのため、私は敢えて「スピリチュアルカウンセラー」を名乗っています。
霊能力を用いて霊的な視点からアドバイスできる、「魂のカウンセラー」です。

スピリチュアルカウンセラーとは?

一般のカウンセラーさんは、ご相談者様のお話を聞き、問題を把握し、解決のためのカウンセリングを行います。

それと同じように、スピリチュアルカウンセリングでは、「霊能力」を用いて、指導霊、守護霊様と交信を行います。その上で、自分の身に起こり得ている様々な問題の原因、前世から持ち越してきてる魂の課題や前世のカルマ、今世でのトラウマ、ご本人の性格やどのように課題を克服していくか、などをお伝えさせていただきます。

最終的には「どのようにこの人生を作り出していくか」を、魂の今世での目的や課題に基づいてカウンセリング形式にてお話ししていきます。

霊能力を用いる点だけをみれば、「スピリチュアルカウンセラー」と「霊能者」と「スは同じように感じるかもしれませんが、カウンセリングをせず「言いっぱなし」で、どのようにしたらよいかの解決策まで提示してくれないという霊能者さんが多いというお話はよくお聞きします。

「言いっぱなし」の霊能者では、困りごとを解決できない

「最近良くないことばかり起こります。何故でしょうか?」

こう質問されたら、霊能力がある身としてどのように応えれば良いでしょうか?
霊能者は、その原因を突きとめることができます。

「あなたには因縁があり、憑依現象があります」

ここまでは、スピリチュアルカウンセラーである私と答えはほぼ同じです。では、相談者の方はこの後どうすれば良いのでしょうか?

「すぐに除霊しなさい」

と言う霊能者の方は多いです。でも、除霊してくれるわけではない、問題に対しての根本的解決策まで話してくれない、怖いことを言われたままで終わってしまった、かえって悩みが深くなった……等々、これらはよく聞くお話です。

これでは、相談した意味があまりないと思いませんか?

その点、スピリチュアルカウンセリングは、問題の原因以上に解決に重きを置いています。
良くないことが起こり得る原因を、因縁や憑依のせいにして終わりではありません。

「何故良くないことが続くのか」
「それに何の意味があるのか」
「それらをどのように克服すれば良いのか」

このように流れをつくって、守護霊や指導霊と交信しつつ、解決のためのアドバイスをさせていただきます。

しかし、本当に憑依現象が強かったり、霊障がある場合には、それははっきりとお伝えさせていただいています。それはその方とってとても影響のある場合です。

それ以外の軽い憑依は誰にも起こり得ていることなのです。ただ、強い憑依現象の場合、強制的に除霊しても、憑依されてしまう側に原因や問題があれば、憑依霊はまた戻ってきてしまうので、除霊が有効でない場合が多いのです。

こういうときこそ、スピリチュアルカウンセラーの力が発揮される場面です。
私は、除霊よりも、憑依霊と話をして、目的や思いを聞き出すことを重視しています。そして、霊との対話で、自然に向こうの世界に行ってもらえるよう促しています。目的は成仏してもらうことであり、これがいわゆる「浄霊」です。

その後は、「何故憑依をされたのか」という、原因なども霊視によりお話させていただいています。ご本人がそのような要因、原因を改善されないと、憑依はずっと続いてしまうからです。
強制的な除霊よりも、何故憑依されたかの原因をお伝えしてご本人様に改善していただく方が、断然効果的なんですね。

私のカウンセリングは、イギリスや米国で学んだスピリチュアリズムを土台として、魂は幾度と生まれ変わる輪廻転生論(魂の永遠性)や、前世から持ち越してきているカルマに基づき「今の人生をどう生きるか」を霊的な視点よりお伝えさせていただくものです。

霊能力についての正しい理解

スピリチュアルカウンセラーとして、霊視等をやっておりますと、霊能力そのものに興味がある方にもお会いします。
いつの時代でも、多くの人々が占いや霊能力などに関心を持ち、その結果に対して一喜一憂してきました。「当たる、当たらない」というはっきりした答えを期待している方はとても多く、

「当たる霊能力者を探している」

というお話もよくお聞きします。
しかし、お困りごとの解決のためには、霊視鑑定についての正しい理解が不可欠だと私は思っています。

「当ててほしい」
「当たらなかった」

は本来問題ではありません。霊視により、正しい因果関係が分かれば、もはやこの世の出来事や自分自身の悩みに左右されながら人生を無駄遣いすることはなくなります。
すると当然ながら「当たる」とか「当たらない」は、どうでもいいことになるのです。
あなたの問題、課題、お悩みは解決しているのですから。

「すべての体験(苦しみも悲しみも)は、自分の魂の成長にとても必要なものである」
「苦しみは、本当は善いものであって不幸ではない」

なかなか難しいと思いますが、このことを自覚できれば、将来に対する不安は軽減されます。

そこまで導けるよう、私は丁寧なカウンセリングを心がけています。これは、単なる霊能者だけでは出来ない手法です。

中には不安を煽るような発言をする霊能者やスピリチュアルカウンセラーもいますが、私はそのようなお話を聞くたびにいかがなものか、と思ってしまいます。

「先祖に悪い行いをした人がいるから」
「お墓が悪いから」
「悪霊が取り憑いているから除霊しなさい」

このような発言は「恐れの発言」であり、ご相談者様の生き方を逆に妨げることにもなります。

本来の霊能者(霊視鑑定)には、ご相談者様の前世から持ち越してきているカルマやパターン、そして今の人生に与えられた課題を知り、何を克服し、どのように生きるか、どのように生きるべきかを理解するための道しるべという役割があります。

それをお伝えできず「当たる、当たらない」を主張している霊能力者は、本来やるべきことをやっているとは言えないと思います。

ご相談者様が、自分自身が生きるべき課題、乗り越えるべき方法の全体像を見ることができるように導くのが、私の行っているスピリチュアルカウンセリングです。

未来をつくるということ

そもそも、ご相談者様の未来を的確に当てられる霊能者は存在しません。
何故なら、未来は人の意思によって変わっていくからです。

「自分の未来は、自分自身が作り出していく」

これを意識していただければ、未来は大きく開けます。この現世での生きるべき課題、「どのように彩り豊かな人生を作り出すのか」をお手伝いするのが霊視鑑定であり、スピリチュアルカウンセリングなのです。

「因果」より「今の生き方」を見直すことができれば心が軽くなるものです。
霊障がある方でもない方でも、霊視や交信により、お困りごとがある方のお力になれるのがスピリチュアルカウンセラーです。
どうぞお気軽にご相談ください。

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