幼い娘が語った霊界と前世の話

子どもは、親を選んで生まれてきた(親と子が出会う理由)

このお話は私の書籍「神様がママのところに生まれなさいって言ったの」にも書かせていただいた
娘が幼い時に突然語り出した実話です。

「輪廻転生」という言葉を聞いたことがあると思います。
私たちの魂は、いくつもの人生を生まれ変わり、さまざまな経験を通じて、
魂の成長のために必要なことを学び続けています。

私たちの人生に多くの困難苦難が待ち受けているのは、そうした困難を乗り越えて 魂が成長するため。
そして、その人の人生の課題にふさわしい「親」や「ライフプラン」を自ら決めてこの世に生まれ出てくるのです。

これからお話しするエピソードは、私の娘が幼いときに、母である私に語りかけてきた実話であり、
まだ娘がこの現世に生まれ出る前の出来事を語ったものです。

娘の話からは、魂がどのような目的を持ってこの世に生まれ、
そして、どのように自分の目的に適した親を選んでくるのかというプロセスがよくわかります。

 

ある日の夕方、私は、いつものようにカウンセリングの仕事を終え、夕飯の支度で キッチンに立っていました。
すると、娘が私のところにやってきて、「ねぇねぇ」と 話しかけてきました。

「神様がママのところに生まれなさいって言ったの」

私の顔を見上げながら話す、当時2歳になったばかりの娘の言葉を、今でも鮮明に覚えています。
私は驚いて、料理をしていた手を止めました。

 

「神様がそう言ったの? どこで?」

「お空で!」

 

娘は比較的、言葉を覚えるのが早く、1歳半くらいから、いろいろな話をしていました。
日常的に、庭の花や樹木とも会話をしていて、本当に相手がいるかのような受 け答えをしていましたから、
娘には、花や木の精霊が見えていたのかもしれません。

小さな子どもは、この世に生を受けてから日が浅く、限りなく霊界にいた頃の純粋 な魂に近い存在です。
そのため、霊界にいたときの霊性が開いたままの状態なので、
精霊、霊などの存在が、はっきりと認識できることも多いのです。

言葉を覚えるのが早くておしゃべりができる子は、霊界にいたときの状況や前世の 体験を突然話し始めることがあります。
しかし、年齢を重ねるにつれ、その霊性は、 だんだんと閉じてしまい、霊界や前世のことを思い出せなくなっていくのです。

私は、娘と会話を続けました。

 

「お空で神様がそう言ったの?」

「うん!」

 

私が娘の話を引き出すために、どんどん質問していくと、驚くことに、娘は霊界にいたころのことを話し始めました。

 

「神様がいるお空って、どんなところ?」

 

娘は少し考えたような表情を見せたあと、スラスラと話し始めました。

 

「神様がいる場所はね、とっても暖かいの。神様は優しくて、お友達もいっぱい」

「そう、お友達がいっぱいだったのね。お友達は、どんな子たちだったの?」

「お友達はね、みんな、まぁるい卵みたいな光なの」

そう言って、娘は指と指を合わせて丸い形を作って、私に見せてくれました。

「そこで何をしていたの?」

「うんとね、お友達と一緒に、お空から、『どのママとパパがいいかな?』って見な がら神様とお話ししていたの。
そしたらね、みのちゃん(自分のことを、当時、そう呼んでいた)も、お空からママを見つけたの。
みのちゃんね、ママのこと、じ~っと見て、ママのとこに行きたいなぁって思った の。
そしたらね、神様が『ママのところに生まれなさい』って言ったの。だから、みのちゃん、プーちゃんとピョンって、お空から降りたんだよ」

「えっ? プーちゃんと一緒に降りたの?」

「うんとね、少し早く、プーちゃんが降りたの。みのちゃんは、そのあとに降りたの」

私は、とても興味深く娘の話を聞いていました。

「プーちゃん」とは、当時、我が家で飼っていた「プリン」という名前のネコのことで、娘の生まれる5年前に生まれていました。
娘は、プリンのほうが〝少し〟早く降りたと言っていましたが、実際には娘はプ リンの生まれた5年後に生まれていて、
ちょっと期間が空いています。でも、この時間差については、私はすぐに理解ができました。

私たちの住む〝現世〟には、時間軸というものがあります。1分、10年、100年という〝時の流れ〟があります。

しかし、霊界には、現世にあるような〝時間軸〟は存在しません。1分、10年という時間の流れがないのです。
そのため、私たちの言うところの「1分」にも「1000年」にも時間の概念が無いため、それは同時に存在しているものなのです。
私たち人間には理解しにくい概念ですが「時」というものが存在しないのです。

たとえるならば、浦島太郎に出てくる「竜宮城」のようなもので、竜宮城で楽しく過ごした一日が、
元の世界へ戻ると、何十年もの年月に相当する……これと同様に考えていただけるとわかりやすいのではないかと思います

つまり、娘が「プーちゃんが少し先に降りた」と話していたのも、時間軸のタイムラグがあったのだと考えられます。

私は質問を続けました。

「プーちゃんは、お空で一緒にいたの?」

「うん! 一緒だった。お話もしていたの。いつも一緒に遊んでいた。だから、ママ のところに一緒にピョンと降りたの」

「プーちゃんみたいに、ネコちゃんとか、ワンちゃんとか、たくさんいるの?」

「うん、いるよ。たくさんお話もできるの。お友達もみんな遊んでる。でもね、ネコ ちゃんもワンちゃんもみんな、お空からピョンして行くんだよ!」

これには、私も驚きました。
「霊界で、ペットの魂と人間の魂は同じ場所に存在するのかどうか」ということは、まだまだ謎とされているのですが、
娘の体験によると、動物たちの魂も、人間の魂と 共に存在しているというのです。

娘の話は、さらに続きました。

「そしてね、お空ではね、神様と一緒に大きなテレビを見るの。テレビにね、ママが いるの。みのちゃんもいる。
パパも、お姉ちゃんも。そして、知らない人もたくさん いた。そのテレビを見て、神様といろんなお話をしたよ」

これも驚きでした。霊界では、生まれる前に現世での課題を決め、人生の大まかな ストーリーを決めるのですが、
娘はそれを大きなテレビのようなスクリーンで、あら かじめ見せられていたというのです。

魂は、転生する前に、ガイドスピリット(守護霊)や本霊(魂の親のような存在) と共に、生まれゆく先で行うべき課題を話し合い、
ライフプランを決めています。まさに娘は、そのライフプランを決めている最中の様子を語ったのです。
もちろん、そのような話を私は娘に言い聞かせたことなどはなく、まだ2歳になったばかりの子が、このような作り話をするには無理があります。
それはまさに、思い出すままに語られる魂の記憶だったのです。

私は、ちょっと質問を変えてみました。
娘が、これだけ鮮明に霊界のことを覚えているということは、
「もしかしたら、前 世の記憶もあるのでは?」という期待を持ち、質問を続けました。

「お空にいる前は、どこにいたの?」

「お空の前?」

「そう、お空にいる前は、みのちゃんは何をしていたの?」 娘はすぐに答えました。
「おふね~」

「お船? お船で何をしていたの?」

「お船の上で遊んでいたの。ママもいた」

そう答えたあと、娘は何かを考えているような顔をし、無言となりました。すると、
みるみるうちに顔を歪ませて、今にも泣きだしそうな顔になったのです。

 

「お船が、お船がたくさん揺れて、みんな泣いてる、大きい声で泣いてる……。
ママがお船から海に落っこちちゃうの、ママが死んじゃったの。みのちゃん怖い。
みんな海に落ちていくの。お船も海に落っこちちゃうの。怖い、怖いよ!
みのちゃんも海に落ちちゃった、怖い。お船は大嫌い。みんな死んじゃうの!」

とうとう娘は、大号泣してしまいました。
私は驚きました。娘の話の中の前世は、まるでタイタニックのようで、客船が海に 沈んでいくシーンでした。
娘は顔を真っ赤にして、興奮したまま泣き続けました。私はそんな娘に声をかけま した。

 

「みのちゃん、それは怖い夢を見たんだね。大丈夫だよ、ママはここにいるし、海に 落ちて死んでないでしょ?
寝ているときに見た怖い夢を思い出しただけだから、大 丈夫」

しばらくして、ようやく落ち着いた娘は、話を続けました。

 

「ママがお船から海に落っこちちゃって、みのちゃんも海に落っこちたら、お空にい たの。
神様に『ママは?』って聞いたら、『一緒に探そうか』って、お空から探して たの。そしたら、ママを見つけたの」

 

「そうなんだ! そして神様が『ママのところに生まれなさい』って、みのちゃんに 言ったの?」

「うん!」

 

娘は前世で、乗っていた船が沈没して海に落ち、その前世でも母であった私と離れ離れになったあと、霊界で、現世に生きている私を見つけ出したのです。

沈没で亡くなった前世からは、少なくとも百年以上は経っていることと思います。
しかし、娘によると「海に落ちたあと、すぐに空に行き、ママを探していた」と言っ ていました。
前にも述べましたが、霊界は現世と違い、「時間軸」がありません。時 の流れが存在しないため、
沈没の前世から霊界に行ったあとは、娘にとっては、〝沈没後、すぐにまた私を探した〟という感覚なのでしょう。

おそらく娘は、前世での母(私)と、まだまだやり残したことがあったのでしょう。
それは、楽しいことのやり残しだけではなく、共に苦しみ、悩み、苦境を乗り越え、
そして、絆を育てていくようなことも……そうした「学び」をやり残していたのだと 思います。

 

現世において、また巡り会えた娘と私ですが、この先、決して楽しいことだけを経 験していくわけではありません。
苦難や苦境もあるでしょうし、心が通い合わないこ ともあるでしょう。
しかし、それらすべてを経験するために、魂は再び転生し、巡り 会っているのです。
また、それは私たち親子だけではなく、すべてのこの世に生きる親子にも言えることでもあります。

〝この親〟を選んだことには理由がある
魂は、生まれる前に、どの親の元に生まれるかを決めてきます。

「なぜ、私はこのような親のところに生まれてきたのだろうか?」
「こんな親の元に生まれたくなかった……」

私が日々、カウンセリングを行う中では、このように、親子関係で悩み、心の葛藤を抱えた多くの方々に出会います。

しかし、霊的な学びでは、「憎しみ合うために、その親を選んで生まれたのではない」のです。
その親を選び、生まれてくるということは、「愛を学ぶため」なのです。
愛とは、与えてもらうだけのものではありません。
また、与えるだけのものでもありません。お互いが一方通行では、本当の愛を感じ、育むことはできないのです。
お互いの関わりの中で、喜びやつらさを共有し、共感することにより、

深い絆が培われていく結果として得られるもの、それが親子の「愛」なのです。

その関わりは、決して嬉しいこと、楽しいことばかりではありません。苦しいこと、つらいこともあるでしょう。
その双方、光と影の部分をバランスよく経験し、共感することで、信頼感も生まれ、より深い愛の絆となっていくのです。
それが「愛を学ぶ」ということです。

親子間の関係性では、葛藤や苦しみが生じているケースも多くあります。
人間は煩悩を持つ存在ですので、ついつい利己的になりがちで、
言葉や態度で知らず知らずに相手を傷つけたりすることもあります。また、人から傷つけられることもあります。
しかし、その葛藤の根底には「愛されたい」という気持ちがあります。その気持ちがあるがゆえ、
得られないことへのフラストレーションから苦しみが生じてしまうのです。そして、結果的に、人を大切にできなくなってしまうのです。

愛は、与えるだけのものでも、与えられるだけのものでもなく、互いに関わり合って作り上げる中から生まれるものです。
特に、それらは親子関係の中からこそ、大きく学べる課題なのです。
つまり、その学びを経験するために、自分の学びに一番適した親を選んで、この現世に生まれているのです。
親に深く傷つけられ、親を恨む気持ちで苦しんでいる人は、「親を許そう、許したい」、「でも、許せない」と葛藤を抱えているかもしれません。
でも、「許そう」と思わなくてもいいのです。無理に「許そう」と思ったら、やはり許すことができない自分自身に、さらに苦しめられてしまうからです。

 

時が流れ、環境が変化することで気づくこともある

「許し」というものは、物事が変化していくプロセスの中で自然に感じることができるものです。
時は流れ、環境も変わる中で、親も、また自分自身も、同じ気持ちの状態にはとどまりません。

変わりゆく環境の中で、新たに経験できることは、たくさんあります。

新しく出会う人との関わりであったり、自分自身が子を持って親になったり、
信頼できるパートナーと出会ったり、時には病気になることもあったり……。

環境は日々変化し、その環境下において、さまざまなことを経験します。
経験が増えるほど、思考や物事に対する視点に柔軟性が持てるようにもなります。
すると、自分の生き方を大切にし、自分に起こり得る環境変化を自然に受け入れられるようになり、
結果的に、前向きに進むことができ、魂も成長します。
その成長のプロセスを通過するからこそ、自然に「許し」が得られるのです。
ですので、「許し」は無理に考えるものではなく、プロセスの中から自然に訪れるものなのです。

 

逆に、親へのトラウマに縛られてしまい、時の変化のプロセスの中で起こり得るさまざまな経験を拒むのであれば、
ますます自分を苦しめてしまい、自然な「許し」も訪れることはなく、
さらには、この人生において、新たに「愛」を作り出すこともできなくなってしまいます。

「許し」も「愛」も得るためには、まずは「自分を大切にする」という基盤が必要です。

親との葛藤が根深いほど、「自分を大切にすることから考える」ということが重要です。
今世の魂の成長のための課題でもあります。
また、この「許し」の学びは、自分の親しか与えてくれないものです。
カルマという観点から言えば、どのような親子の関係性でも、自分自身が成長する学びを与え合っている大切な関係性だと言えるのです。

 

私と娘は、前世でも親子関係でしたが、娘が霊界にいたとき、ほかのお友達は、
「どのママとパパにしようかな?」と、自分の親となる人を探していたといいます。
どの親の元に生まれ、どのような学びをするかは、私たち自身が自ら決めて生まれ
てきているということが、よくわかりま

 

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