エネルギーや運気を上げる法
私たちはもともと霊的な存在であり、本来誰もが「霊性の能力、直観力」を、持っています。
しかし、人間の肉体という物質的身体や感情が障壁となり、霊体に備わっている霊能力は内部に閉じ込められたままになっています。
「恐れの気持ち」 こそが克服すべきこと
魂鏡の法則でプロジェクターのように映し出されるのは、自分自身の魂が克服するべき課題、それは自分自身の「恐れの気持ち」です。
いわゆるネガティブな感情 を総称して「恐れ」と呼びます。
冷静さや直観力を開き、高めるためには、「恐れ」 の気持ちを克服していく必要があります。
そのために、普段のライフスタイルの中に心や魂の浄化を促す方法を取り入ると効果的でしょう。
その結果、エネルギーが上がれば、恐れの気持ちやネガティブな思考も軽減され、 感性が豊かになり、霊性や直観力が高まります。
私たちは、普段の生活の中で、良くも悪くも見えないエネルギーの力に左右されることがとても多いのです。
見えないエネルギーとは、他者の邪念や恨み、未成仏霊や 浮遊霊、生霊、霊的な地場が低い場所など、多様にあります。
目で見えるものは気を 付けて避けることもできますが、目に見えないものは自分自身でも気づきにくいため、 エネルギーが下がっている時などに、そのような目には見えない悪いエネルギーと同調して、「霊障」として影響を受けます。
目には見えない悪い気(邪気)を極力受けないようにするため、日常の生活の中でできる「エネルギーや運気を上げる方法」を実践しましょう。
エネルギーや運気を上げる法
心が落ち着く「瞑想」のすすめ
瞑想は、「深い集中力、洞察力」の形です。
心を落ち着かせ、エネルギーを充電します。
元々私たちが持っている霊的な存在としての霊性意識にアクセスし、直観、霊界や守護霊、故人などからのメッセージを受け取りやすくします。
修行僧は瞑想修行を行います。
ブッダも悟りを開くために瞑想を行いました。
内面を見つめ、霊性を引き出すためには欠かすことのできないものなのです。
毎日10分程度の瞑想は直観力の向上に多大な効果があり、体と魂のエネルギーバランスを整えます。
慣れてきたら時間を延ばしてもよいでしょう。
瞑想には次のような効果があります。
- 自分自身と直観を結びつける
- 霊性能力(霊能力)・直観力を引き出す
- 邪念を払う
- 内側の自分の本質と向き合う(本当の自分の心の声を受け取れる)
- エネルギーのバイブレーションを上げる。オーラの質を上げる
- 霊性と繋がる(守護霊や故人と対話ができる……等)
また自分の周りにプロテクトを張り、自身のオーラをガードすることも可能になります。
オーラから放出しているエネルギーは、様々な感情や思いを引き寄せてしまいます。
自分自身のオーラの質が下がっている時は、調和を乱すもの(邪気等)を引き寄せてしまいます。
そのために、プロテクトを張ることは有効なのです。
過度な飲食は霊的なエネルギーを下げる
私たち人間はその昔、自分にとって必要なものだけで満足し、それらを大切にしていました。
物が古くなると直して使用したりもしていました。
一方、現代は、物が溢れる時代。
虚栄心のため、見た目を気にして、いくつものブランド品を次から次へと買い求めたり、
他人の持ち物と比較して満足感を得ようとしたり、
気に入らない食べ物は無駄に捨て、必要以上に美味しいものを求めたり、
そんな人が多い時代です。
そのような虚栄心はどこからくるのでしょう?
それは、私が総称して呼んでいる 「恐れ」の気持ちからです。
自分自身の内側にある、
怒り、妬み、嫉妬、不安、恨み、 ひがみ、喪失感、恐怖、悲しみ、嫌悪など。
これらの気持ちが大きくなればなるほど、内面に持つ霊的なエネルギーが下がり始め、さらに物質的な物を追い求めるという悪循環となります。
負の連鎖を止めるためには、物質的な物を過度に求めたり、執着する気持ちを戒めなければなりません。
自己エネルギーは、過度な飽食や飲酒により大きく低下します。
常に飲食を必要以上に求めることにより、霊性意識はどんどん閉ざされていきます。
体に必要以上に取り入れた飲食物は、気の流れを滞らせ、エネルギーの質を下げていきます。
エネルギー全体が淀むのです。
飲食物は必要なだけを体に取り入れれば十分であり、適度な量の食事、バランスのよい飲食が、エネルギーを高めていくのです。
汗を流そう ── 運動と入浴
ヨガや呼吸法、汗をかくような全身運動などを行うことにより、体のエネルギー循環がよくなり、淀んでいたり、滞っていたりする気の流れが正常化されます。
汗をかくことは、体に溜まっている不浄のエネルギーを浄化させてくれるのに多大な効果があります。
エネルギーバランスが整うことで、体中に邪念などを寄せ付けないプロテ クトを張り巡らせることもできます。
スポーツ選手など、日ごろから汗をかき、肉体を鍛錬している人は、憑依されることは滅多にありません。
日々体を動かし、汗を出すことにより、エネルギーが上がり、 常に浄化されている状態にあります。
そして邪気に対するプロテクトも自然に張れている状態となっているのです。
また入浴をして汗を流すことも、魂と肉体のバランスをとるためにはとても有効です。
入浴をすると、自律神経系のバランスが整い、気の流れが正常化することで、自己エネルギーも上がるのです。
入浴後、「すっきりした」という気分になるのも、自己エネルギーが上がったからです。
日の終わりにエネルギーを浄化させるために、湯船に岩塩を入れるとよいでしょう。
最近はスーパー銭湯や温泉なども流行っていますので、行かれてゆっくり楽しまれてもよいでしょう。
ただし、公衆浴場では注意しなければならないこともあります。
水という物質は、様々なエネルギー情報を転写しやすい媒体です。
プラスのエネルギーを水に転写させた結界水は昔から「聖水」と呼ばれ用いられてきました。
奇跡の治癒力で有名な「ルルドの泉」も、高次な霊的エネルギーが転写しているのです。
このようによいエネルギーが転写している場合はよいのですが、公衆浴場は、負のエネルギーがドロドロと溜まっていることがあります。
入浴する様々な人々の持つエ ネルギーが水に転写されているからなのです。
入浴される人の中には、憑依されている人もいるかもしれません。
恐れの気持ちに取りつかれている人も、恨みの気持ちが溢れている人も、様々な人がいるのです。
その人々のエネルギーが水に転写されて留まっていると、同じ湯船に入った私たちのエネルギーが下がっている状態にあれば、水に転写された負のエネルギーを自分に取り込んでしまうことになるのです。
「循環式」の湯船というのは、湯船の中で同じ湯を長い時間循環させているので、様々な人のエネルギーもドロドロと循環させてしまっています。
一方、「かけ流し」の湯船は、常に古い湯と新しい湯が入れ替わっていくため、水に転写されたエネルギーも溢れ出る湯と共に流されて浄化されていきます。
つまり、かけ流しの温泉のように、 地から湧き出てきた湯が常に入れ替わる風呂の湯は、非常に浄化力が強く、心身のエネルギーバランスをとり、体に取り込んでしまっている負のエネルギーも浄化してくれる作用が大きいのです。
公衆浴場でかけ流しがなく、循環式しかない場合は、最後にシャワーなどの綺麗なお湯で体をよく流せば大丈夫です。
もしサウナなどあれば、サウナで汗を流し、その後、これもきれいなお湯で体を流すとなおよいでしょう。
音楽で心は癒やされる
音楽を聴くと気持ちが癒されるものです。
心地のよい音楽を聴いたり奏でたりすることでも、自己エネルギーを高めることができます。
音には霊的なエネルギーが宿っています。
音魂ともいいます。
この場合の「音」とはアコースティックな楽器(生楽器) の音のことです。
残念ながら、電気的に音を発生させている電子楽器には霊的なエネルギーは宿りません。
では、アコースティックな楽器にはどのような霊的エネルギーがあるのでしょうか。
古代より楽器には聖なる力が宿るとされてきました。
様々な儀式には太鼓や民族楽器のようなものを奏で、踊り、神に祈りを捧げてきました。
楽器から出る音のエネルギ ーが場の浄化をもたらし、そのエネルギーが神に届くと考えられていたのです。
寺院や神社などでも、「法具」といい、祈祷などに用いられている「音」が出るものがあります。
現代の私たちが耳にする、ピアノやバイオリン、またオーケストラで使われる様々な西洋の楽器も、もともとは宗教音楽を奏でていたものです。
このようにアコースティックな楽器には霊的なエネルギーが宿っています。
それは 「癒し、浄化」のエネルギーです。
アコースティックの音は不浄なものを浄化する波長がとても高いのです。
奏でた音は空間に放たれ、空気中を振動しながらエネルギー伝達して不浄なものをそのエネルギーで包み込み浄化します。
悲しい気持ちでいる時、少し落ち込んでいる時には、アコースティックな音を奏でてみてください。
何か弾ける楽器を常に弾くことで、心の浄化、そしてエネルギーの向上が進みます。
弾ける楽器がないという方でもすぐにできるものがあります。
クリスタルボウルや、 チベット法具のティンシャ、シンギングボウルなどを鳴らしてみてください。
クリスタルボウルやティンシャの美しく澄んだ音、シンギングボウルの深みのある音は私たちの魂も癒してくれるのです。
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