守護霊や故人から届くのは愛のメッセージ
私は、これまで霊視カウンセリングに訪れてくださった多くの方たちへ、守護霊や故人の霊と交信を取り、たくさんのメッセージをお伝えしてきました。
その人数は数千人にも及びますが、守護霊も故人の霊も、共通して言えること は、「愛のメッセージ」だけを送ってくるということです。
守護霊や、亡き愛する人の霊は、肉体を離れ、魂の状態になっても、生きている人たちを見守り続けています。
姿は見えなくて、いつも見守り、共に喜び、共 に悲しみ、幸せの方向へ向かうように寄り添ってくれているのです。
そして、愛する人が過酷な状況のもとで苦しんでいるときは、心を痛めながらも、
「本人の成長のために」と、
その状況を乗り越えられるように陰ながら応援してくれてい ます。
しかし、決して手は貸してはくれません。
なぜなら、過酷な試練は、その状況を通して、本人がさまざまな気づきを得るために起こり得ていることだから……。
「乗り越えることで、大きな学びと成長 が得られるように」と、
親のような気持ちで見守ってくれているのです。
たとえば、子どもの学校の宿題に親が手を貸していたら、本人にとっては何の学びにはならないのと同じで、「人生の課題」にも手を貸してはいけないのです。
すべての状況は、本人の学びのための「宿題」だからです。
コラムで紹介しているスピリチュアルカウンセリングエピソードの事例は、どれもつらい状況の中で、ご本人がその状況を乗り越えて魂が成長したプロセスでもあります。
ですから、私のような霊能力を持つ者は、本来、悩んでいる方が過酷な試練からどうすれば前向きになれるかといったヒントを、
守護霊や故人から「愛のメッセージ」として受け取りお伝えする「媒体」として携わっているのです。
けれども、残念ながら、私のところにお越しになった方の中には、さまざまな霊能者から、とても心が傷つくことを言われ、恐怖と不安な日々を過ごされている方が非常に多くいらっしゃいました。
たとえば、次のようなことをおっしゃる方が多いのです。
•「先祖に悪い行いをした者がいるために、霊障を受けている」と言われた。
•「お墓のせいで霊障がある」と言われた
•一方的に「あなたが悪い」と叱られた。
•「霊障を取りはらうには除霊が必要」と言われ、高額な除霊料を請求された。
• 数十万、数百万もする高額な壺や絵画を購入させられた。
•どのように対応すればよいかの改善策を示さず、恐れや不安のメッセージのみを言われ、放置された。
ほかにもありますが、ここに挙げたのは、非常によくあるパターンです。
このようなことを言われ、とても不安な気持ちになり、真相を知りたくて私の元を訪れてくださる方が後を絶ちません。
このような思いをしないように、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
•霊界側(守護霊、先祖霊、故人)から送られるものは、愛のメッセージしかありません。
•あなたを怖がらせたり、恐れさせたりするだけのメッセージは、決して送ってきません。
これらのことを、ぜひ覚えておいてください。