人が「生まれ変わり」を繰り返す理由

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「見えない世界 」への確信 が持てるわけ                 

 

私たちは遠い過去から、死を恐れ、死後もなお肉体から離れた「魂」が存在する場所として
「死後の世界」というものを信じてきました。

どんなに科学が発達しても、それだけでは説明がつかないことも多く、
むしろ目に見えないものの存在、死後の世界、霊魂、あるいは「神」と呼ばれるものの存在を、
私たちは認めざるを得なくなっています。

霊視カウンセリングにも、人の生死と向き合っている医師や看護師の方が多くお越しになられます。
現実に人の生死と日々向き合う現場においても
科学的な知識だけでは理解することができない壁にぶつかることが多いからでしょう。

「心霊現象」といわれるものへの科学的アプローチの歴史は古く、
今から 170年も前の 1848年にはアメリカのある小さな村で、
死者の魂とフォックス家の姉妹 の間で交信が行われた「フォックス家事件」が
起きたことがきっかけになっています。
それ以後、死後の世界に対する科学的研究がアメリカで始まり、
後にイギリスに渡り ました。
それが「近代心霊研究」といわれるものです。

私自身、幼少の頃より、様々な霊的体験をしてきましたが、
近代心霊研究で明らかにされた内容は、私が実際に守護霊や故人の霊から受け取ったメッセージ、
霊界について受けた説明と多くの点で一致していて、
こうした目には見えない世界の存在に私自身も確信が持てるようになりました。
魂は永遠の霊的存在であり、この地上界も実は霊界層の一部なのです。

本  当 の      」って

私たちの「魂=霊」は、本来、肉体を離れて存在しているものです。
魂は、私たちが肉体を持った「人」として暮らしているこの地上界と、
魂の本来の故郷である霊界との間を「生まれ変わり」という現象を通して行き来しています。

つまり魂は肉体の死後、その肉体から離れても消滅することのない存在なのです。

むしろ肉体から離れた魂こそが本来の姿であり、
この地上界で人として生きている姿が「仮の姿」であるということです。

では、永遠の霊的存在である私たちの魂が、
なぜ人間としてこの地上界での人生を生きているのでしょうか。

それは人として生きることによって得られる、様々な困難や苦しみから、
魂がより多くのことを学び成長するためです。
苦難や苦しみを乗り越える中から私たちの魂は、
真の愛や、絆を感じ、そこから「気づき」を得ることができます。
私たちの魂は、人として生きている間に多くのことを学び、気づきを得て、
その体験を霊界の自分の魂の故郷である「グループソウル」に持ち帰るのです。

古来より多くの宗教では、「人間は死後、別の世界に行く」と語られてきました。

人間は、「死=無」になることを恐れ、
目に見えない世界「あの世の世界」の存在を信じることで、死の恐怖から逃れていたと考えられます。
また、生前の善い行いにより、よりよい生まれ変わりや、よりよい死後の世界が待っていると説くことで、
生前の「善い行い」を促してきたとも考えられます。

しかし、残念ながらこうしたことは生きることの本当の意味、
人は何のために生き、何を学ぶべきなのか、
という真の魂の目的を見失わせてしまっていることも事実です。

私たちが人生を通じて得る体験やそこでの行いは、決して、魂が「極楽」へ行く為
次に生まれ変わる時に素晴らしい人生を送るためのものではなく、
魂自体が成長するためなのです。

魂 の 故  郷  、グルー プソ ウル

私たちの魂は肉体の死後、肉体から切り離され霊的な存在に戻ります。
その後すぐに「霊界」へと戻るのではなく「幽界」と呼ばれる
霊界と地上界との中間的な場所で一定期間を過ごします。

幽界では、地上界で魂に付いた、いわば「人間臭」を浄化させるために過ごします。
その後、さらに霊本来の姿に戻り、
霊界内の帰るべき自分の魂の故郷、魂の家である「グループソウル」へと帰郷します。

「グループソウル」というのは、魂が同じ成長レベルの霊たちの集まりです。

同じグループソウル内の魂は互いに融合し合い、
様々な感情や地上生活でのすべての経験を共有し合います。
グループソウルの中に入ると「自分の魂」が「他の魂」と一つになり、
相手そのものになっていきます
他の魂の感情もすべてが自分の中に入ってきて、自分の感情の一部となるのです。
私はあなたで、あなたは私、という状態です。
なぜこのようなことが行われているかというと、
魂の成長は独立した一個の魂とし ての成長だけではなく、
グループソウル全体としても成長していく必要があるからです。

グループソウルのメンバーであるそれぞれの魂は、
この地上を修行の場として転生(生まれ変わり)を繰り返しながら、
苦難、苦境を乗り越え、愛を学んで、魂のレベルを向上させていきます。

他者への愛や貢献でグループ内が満たされると、
グループは霊界のさらなる上を目指し上昇し、最終的には、
地上界の人生への転生がない最高位の霊界「天上界」に到達します。

仏教でいうところの「解脱」です。

この霊界の最高位の「天上界」は愛と慈悲に満ち溢れた崇高な光の世界です。

「守  護  霊」 はグルー プソウルかやって

魂たちは、苦難の世界である地上界には生まれ変わりたくはないのです。
しかし、私たちの魂は魂のレベルを天上界に向けて向上させるための修行の場として、
この
苦難苦境の多い地上界への転生を繰り返しています

個々の魂が人間として生きた地上界での人生が有意義なものであれば、
その体験もグループソウルのすべての魂にとって有意義なものとして共有、融合されますが、
地上界での人生が、魂の成長のための苦難や苦境に向き合わなかったり、
他人を傷つけるような人生を送った場合、
そうしたマイナスの経験もグループソウルのメンバーすべての魂に融合されてしまい、
負のエネルギーがグループソウル全体の波動を下げてしまいます。

一人一人の人間が、良いことや悪いことを様々経験しながら時間をかけて成長していくように、
グループソウルもメンバーの経験を全体で受け入れ共有しながら成長していっているのです。

これはちょうど私たち人間界の学校のホームルームをイメージすると理解しやすいと思います。

私たちの学校でのホームルームは一般的には同じ学年の生徒たちの集まりです。
生徒個人個人はそれぞれの体験を通じて一人一人が成長すると同時に、
クラスでの集団生活を通して、様々な経験を共有し、
クラス全体としても成長し、いずれ上の学年へと進んでいき、最後には学校を卒業します。
グループソウルとはまさに魂のホームルームなのです。

地上界のクラスには先生がいて生徒がいます。
これと同じような関係がグループソウル内にもあります。
グループソウルのリーダー格で先生的な役割を果たしてくれる魂がいて、
この魂はより高度な知識や崇高なエネルギーを持ち、
慈悲の思いでグループ内のその他の魂を導いてくれています。

一方で魂が人間界に赴く時に一緒に付いてきてその人生を見守ってくれる別の魂が存在しています。
それが「守護霊」となる魂なのです。

この魂は、私たち一般の魂と同じ「生徒的」な魂です。
グループソウル内のすべての魂は融合した存在でもあるので、
つまりは「守護霊」は、自分自身の一部でもあるのです。

転 生の前に話し合ったこ と

──    ライン

私たちの魂がこの地上界に転生する時には、
どのようにこの地上界での人生を生きるのかという大まかなガイドラインを、
先生格の魂と、守護霊として一緒に地上人生を送る魂とで話し合います。

この時、ガイドラインに組み込まれるのは、
私たちの魂がその人生において学ばなければならない課題や果たさなければならない
前世からの因縁、カルマ
です。

その中には、愛や感動もありますが、それだけではなく、
様々な苦難、苦境という経験も多く組み込まれていきます。
困難を乗り越えた時にこそより多くの学びを得ることができるからです。

また私たちの魂が得なければならない学びには、非常にたくさんのものがありますし、
同じ学びでも異なる立場から経験する必要もあります。

一人の人間が送る一度の人生だけではそのすべてを経験することは不可能だからこそ、
魂は輪廻転生を繰り返しこの人生では主に何を学ぶことにするか、
といったガイドラインが設けられるのです。

そのガイドラインが魂にインプットされることで、「魂鏡」として、
地上での生活の様々な場面で鏡のように映し出され、「事象」として起こるのです。

私たちの魂はこのガイドラインに沿って様々な学びを得るために地上界へ人間として赴きますが、
この時、人間として生きる魂が地上界へと降りて行くと、
守護霊となる魂も地上界での「学び」を見守る役割を始めます。
そして私たちの魂が地上での学びを終えて、やがて死が訪れると、
この地上界での人生を見守り続けてくれた守護霊によって
幽界、霊界へと導かれ、のちに魂の故郷であるグループソウルに戻ります。
つまり私たちはこの地上界での人生を生きるのに決して一人ではありません。
魂のクラスメイト、自分の分身でもある仲間が守護霊としていつも愛溢れる思いで見守ってくれているのです

輪廻転生を繰り返しカルマは浄化する る

人はその生まれ変わりを繰り返すすべての人生をトータルで見れば皆平等であり、
満たされた人生だけを歩むわけではありません。
この現世ではあまり苦難がない人生だったとしても、
過去世で大きな苦難苦境も学んできたかもしれないし、
来世ではさらに大きな苦難が組み込まれるかもしれません。
また自分自身が行った罪は必ず自分自身に返ってきます。これを償いの法則といいます。

それは、今世を生きている間に戻ってくる場合もありますが、
後世(来世)に、カ ルマ(悪業)として持ち越し、
償いの人生を送らなくてはならないこともあるのです。
また光があるから闇があり、闇があるから光がわかるように、
私たちは常に両極を  学ぶ必要があります。
両極を経験してこそ調和を知ることができ本当の愛を自分の力で作り出すことができるようになります。
これを「陰陽の法則」といいます。

愛と悪、そして光と闇の両極を学べるのは、この人間界に他ならないのです。

私たちの魂は何度もこうしたことを輪廻転生という形で繰り返し、
すべてのカルマを浄化させ魂を向上させることで、
霊界の最上位層に到達することができるのです。

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