悲しみのなかで立ち止まっているあなたへ
寒さが少しずつ和らいできた今日この頃。
朝、顔を洗うときに、ふと足元にすり寄る温もりを探してしまうことはありませんか。
仕事帰りの道で、あの子の姿を思い出すこと。
胸が締め付けられるような気持ちになることはないでしょうか。
ペットロスの立ち直り方を探す中で、スピリチュアルな視点に救いを求める方もいらっしゃるかもしれません。
以前、私自身も大切な家族である愛猫を空へ見送りました。
大きな悲しみ。
ぽっかりと穴が空いたような、静かな日々・・・
一ヶ月が、まるで何ヶ月にも感じられるほど、時間が止まってしまったかのような感覚でした。
カウンセリングの中で感じるのは、多くの方がご自身を責めてしまっているということ。
「もっと何かできたのではないか」
「わたしのせいで苦しませてしまったのではないか」
いっけん、その自責の念は相手を想うやさしさのように思えます。
けれど、自分を責め続けることは、心に重い石を抱えて歩くようなもの。
自分から逃げることも、離れることもできないからこそ、苦しくなってしまうのですね。
ペットロスの立ち直り方。スピリチュアルな視点で心を解く
ペットロスの立ち直り方について、スピリチュアルな観点からお伝えしたいことがあります。
それは、目に見えない繋がりを信じるということ。
悲しみが深いとき、わたしたちは物事を後ろ向きに捉えがちです。
理想の自分との競争。
そして、「駄目な自分」を感じることで、自分を許さない状況に追い込んでしまうのです。
でも実は、あの子たちはあなたの笑顔が大好きでした。
だからといって、無理に笑う必要はありません。悲しいときは、思い切り悲しんでいいのです。
あの子は、あなたが少しずつ心を取り戻していく過程を、見えない世界から温かく見守ってくれているはずです。
——だからこそ、まずは自分自身を認めてあげてください。
悲しみのなかで、今日一日を生き抜いたこと。
ご飯を少しでも食べられたこと。
それだけでも、本当に素晴らしいこと。
自分を褒めたり認めたりすることは、生きるうえでとても大切なことです。
自分が自分を信じられないと、周りのすべてが色あせて見えてしまいます。
逆に、自分を褒めることができると、少しずつ心にゆとりが生まれてくるのです。
頑張っている自分に「お疲れ様」を
自信を持つことを邪魔しているのは、自分への期待値が高すぎることかもしれません。
常に「よい」「悪い」のふたつの判断基準で考えてしまう心の癖。
物事はいつも思い通りに進むわけではありません。
それなのに「自分はダメだ」と思い込んでしまうのです。
たとえば、少しだけ肩の力を抜いてみませんか?
ときに妥協も必要だし、手を抜いてもいいんです。
あなたが頑張りすぎなくても、案外、日常はゆっくりと回っていくもの。
わたしはよく、一週間を乗り切ったら、大きなお風呂にゆっくり浸かります。
夜空を見上げて、「ふぅ〜、今週も頑張ったな」と自分に「お疲れ様」を言っています。
自分へのご褒美や褒め言葉がないと、心が枯渇して疲れてしまい、様々なことをネガティブに捉えてしまいます。
悪い思い込みに目を向けると、そこに一点集中してしまい、「全ては私がダメなんだ」と生きるのが辛くなってしまうのですね。
肩の力を抜けば、心に重くのしかかる力も軽くなります。
あなたは決してダメな自分ではないんですよ。
自分で自分の味方をしてあげないと、あの子とのあたたかい思い出も、人を信じることもできなくなってしまいます。
自分を褒めてあげて、どんな自分も認めてあげて欲しいです。
そのように自分に寄り添えるようになると、どんな自分も受け入れることが出来るように変わり、悲しみの中にあっても、少しずつ前を向いて歩いていけるはずです。
※心身の深い悲しみや不調が長く続く場合は、専門の医療機関や心理カウンセラーにご相談されることをお勧めいたします。