最近、風の匂いが少し変わったように感じます。
朝起きて、カーテンを開けたときの光の柔らかさ。
そんな小さな季節の移り目に、心も少し揺らぎやすくなりますね。
カウンセリングの場でも、よくこんなお話を伺うんです。
「なんだか最近、これまで好きだったものが色褪せて見えて…」
「周りの人との関係が、少しずつ変わってきた気がします」
これまで当たり前だった日常が、急に遠く感じられる。
そんなふうに、心がざわつくこと。
それは決して、あなたが間違った道に進んでいるわけではありません。
もしかするとそれは、人生のステージが変わる時のサインなのかもしれません。
今まで心地よかった場所が、少しだけ窮屈に感じられる。
それは、あなたの魂が新しい成長を求めている証拠なんです。
変わっていく自分に戸惑うのは、とても自然なこと。
今日は、そんな「変化」とどう向き合っていくか、
少しだけ視点を変えてお話ししてみたいと思います。
人生のステージが変わる時、サインはどう現れるのでしょう
人生のステージが変わる時のサインは、
ときに「喪失感」や「寂しさ」として現れることがあります。
今まで大切に握りしめていたものが、
急に手からこぼれ落ちていくような感覚。
仲の良かった友人との会話が噛み合わなくなったり、
夢中になっていた趣味に心が動かなくなったり。
そんな時、わたしたちはどうしても不安になりますよね。
「私、どこかおかしくなってしまったのかな」
「このままでいいのかな」と。
たとえば、お気に入りの洋服を思い浮かべてみてください。
昔はあんなに似合っていたのに、
ある日そでを通すと、なんだか違和感がある。
鏡に映る自分が、少しだけちぐはぐに見える。
それは洋服が悪くなったわけではなく、
あなた自身が成長し、変化したからです。
今のあなたには、もっと似合う新しい服があるということ。
新しい自分への一歩
寂しさを感じるのは、心がちゃんと動いている証拠。
けれど、その寂しさの奥には、
新しいあなたにふさわしいものが待っているんです。
昔から、すべてのものは移り変わると言われています。
その事実をただ「悲しい」と感情だけで受け止めると、
心はぽっかりと穴が空いたように虚無的になってしまいます。
失っていくことばかりに目を向けると、
どうしても苦しくなってしまうもの。